こんにちは。
カウンセラーの中越です。
昔の吉本新喜劇のギャクに、
「わしはな!
空手やっとるんじゃ!
通信教育やけどな!」
というのがあります。
子供のころ、
大阪で生まれ育った僕は、
友達とよくマネしました。
しかし、このギャク、
心理学的に考えてみると、
なかなか真理を突いてます。
そして、
好きを仕事にするために、
どのようにやる気を出すか?
これを考えるためにも、
このギャクは役に立つんです。
さて、このギャク、
どこに心理学的な意味が??
というわけで今回は、
吉本新喜劇のギャクで学ぶやる気の出し方
スタートします!!
□なすことで学ぶ
ちょっと古いですが、
吉本新喜劇のギャクに、
「わしはな!
空手やっとるんじゃ!
通信教育やけどな!」
「通信教育かい!
全然、強ないやんけ!」
ってのがあります。
学校の帰り道、
よく友達とマネしたこと、
今でも覚えています。
(もしかしたら同じ関西人でも、
20代の人は知らないかな~)
空手なんて、
いくら通信で学んでも、
実際やらなきゃ強くない。
でもこれ、
ギャクだからって、
なかなかバカにできません。
だって僕自身を振り返ると、
「たくさん本は読んだけど、
全然、実践できてない…」
そんなことがよくあります。
たくさん心理学は学んだ。
カウンセリングも学んだ。
仕事や人間関係で、
役に立つ心理を学んだはず。
でも、日常では全然、
それを実践できていない。
「なんとなく、
恥ずかしくなっちゃって、
日常でできてないな~」
でも、それって、
知識は増えたけれども、
ちっとも身についていない。
まさに、
通信教育の空手と一緒。
僕や新喜劇だけでなく、
結構、こういうケースって、
多いと思います。
哲学者のデューイは、
「なすことによって学ぶ」、
といったそうです。
実際やって身につける。
それが一番いいですよね。
僕自身の場合、
学びを実践してわかったのは、
ちょっと意外なこと。
それは、
「実際にやった方が、
よりやる気が出てくる」
ということでした。
実際やってみると、
上手くいかないことも、
たくさんありました。
正直、そんなときは、
やっぱりちょっとヘコむ。
「やっぱり学んだ通りには、
なかなかいかないよな…」
そんな気持ちにもなります。
でも、それと同時に、
「もっとこうやれば、
上手くいったのかも…」
「ここを改善すれば、
次は上手くいくかも…」
そういう改善点も、
頭に浮かんできたのです。
改善点が見えるとは、
伸びしろがあるということ。
それって希望です。
「次こそは…!
もう一回やってみよう!」、
という気持ちになります。
この繰り返しって、
結構、楽しかったんです。
よくいわれるけど、
「やる気が出たらやる」
のではなくて、
「やっているからこそ、
やる気が出てくる」
それを実際に学んだ瞬間です。
いくら学んだところで、
実践でやってみないと、
やる気は続きません。
逆に勇気を出して、
思い切って、
実践でやってみる。
すると、
たとえ失敗しても、
改善点が見えてくる。
伸びしろという、
希望が見えてきます。
そうすると、
「次はこうやってみよう…!」、
自然とやる気が出てきます。
「やる気が出たらやるでなく、
やっているからこそ、
どんどんやる気が出てくる」
これって本当だと思いますよ。
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■ 編集後記
今年の冬は、
欲しいゲームがいっぱいです。
FF15にトリコ、
ペルソナ5もまだやってない。
時間が全然足りません。
というより、
今年はセミナーを始めて、
ゲームするヒマが無い。
数少ない僕の息抜き。
年末年始はゲームをします。